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マーケティングは、ONEtoONEが常識なのに、人材育成はなぜ違うのか。~新たな時代の人材育成の姿を追求する過程で~

2022.12.31

半年ぶりのブログです。
いよいよ今年も残すところあと1日となりました。

HANASOU!を通じてご縁を頂いた皆様、
本年も本当にお世話になりました。

この場をお借りしてお礼申し上げます。
誠にありがとうございます。

昨年5月にリリースした「HANASOU!」ですが、
これまで本当に多くの素晴らしい方々との出会うきっかけとなりました。

HANASOU!に登録いただいている、キャリアコンサルタントをはじめとした
人材育成の専門家の皆様は、お一人お一人がその道のプロの方々ばかりです。

人材育成にかける熱い思いを持つ、キャラクターが濃すぎる集団が形成されつつあります。

事務局としては、皆様の濃すぎる思いを、一社でも多く、一人でも多くのクライアントに届けるべく、
来年以降は、運営体制も抜本的に改善し、さらなる精進を続けて参ります。

どうぞ来年も宜しくお願い致します。


さて、ブログは半年ぶりとなってしまいましたが、
HANASOU!自体は日々、確実に進化を成し遂げております。

個人的には、ビジネスモデルの進化って、こういうことなのかも、
という感覚を持って挑んでおります。
この点は、自分自身の暗黙知を形式知化すべく試行錯誤を続けており、
改めてブログなどに記載させていただきたいと思います。

HANASOU!としてやりたいことはただ一つで、
個別対応型・伴走型の人材育成によって、
個人と組織の無限の可能性を追求すること です。

日々このテーマを追求し続けております。

今回のタイトルにもつながりますが、
マーケティングの世界では、「ONEtoONE」はもやは常識であり、
マスマーケティングだけしか取り組めない企業は、
衰退の一途をたどる可能性が高いといえるでしょう。

一方で、人材育成といえば、どうなのか。

もちろん、単純に対比させるようなものではないかもしれませんが、
「一人一人の可能性を!」と、経営理念などで言及しておきながら、
研修などの人材育成の取り組みは、従来通り画一的に実施している、
というケースはまだまだ多いのではないかと思います。

一人一人が自分自身のキャリアに責任を持ち、
仕事を通じて、望むキャリアを実現していく時代です。

「キャリア」というと、個人のプライベートのことでしょ、
といった感じで、まだまだキャリアに対する誤解を抱き続けている企業も多いように思います。

また、自分のキャリアを大切にする、ということと、目の前の業務で成果を出すこととを、
トレードオフのように捉えてしまっているケースも散見されます。
このあたりはキャリア自立的な意味合いで語られることが多いかと思います。

弊社では、
「目の前の業務目標を達成することが、自分自身のキャリアの実現にもつながる実感を持てている状態」
こそが、個人と組織の理想的な関係であると位置づけており、
このコンセプトを「キャリアエンゲージメント®」と呼んでおります。

そして、この値を計測したものを「キャリアエンゲージメントスコア®」として定めてもおり、
今後普及させていきたいと考えております。

自分の担当業務における目標達成を通じた成長の実現にこだわる理由は、
人が最も成長するのは「達成」の瞬間にあると考えているからです。

何を達成しようとしているかも、達成に至るまでの難易度も、一人一人違いますが、

一人一人が、何らかの達成から得えられる学びを、
更なる成長に繋げ続け、やがて湧き上がる感謝で包まれる瞬間を共有しあえた時、
最高のチームが出来上がります。

詳細については今後、事例として発信して参りますが、
HANASOU!では、お一人お一人が、達成を通じて飛躍的な成長を成し遂げるために
あらゆる手段を講じており、本年も数多くの達成・成長の瞬間に立ち会うことが出来ました。

場合によっては、それって上司の仕事では?というようなケースも無きにしも非ずです。
ですが、管理職が全てを担うべき、という発想も、時代錯誤になってきているようにも感じます。
あらゆる垣根が溶けてなくなっている時代です。
組織の内か外か、といった発想自体が、既に前時代的なのかもしれません。

弊社のクライアントでうまくいっているケースは、
例外なく、管理職の方々が社外のリソースを活用することに長けておられます。

今後この傾向はさらに明確となり、
社外のリソースをうまく使いこなす能力が、これからの管理職にとって必須の能力となるはずです。

人材育成においても ONEtoONE が当たり前の時代になることは確実だと思います。
個人と組織の関係性が大きく変わろうとしている時代の節目において、
弊社(フライングカラーズおよびHANASOU!)としても、さらなる進化を追求し続けてまいりたく存じます。

どうぞ引き続き、ご指導ご鞭撻のほど
宜しくお願い致します。

フライングカラーズ株式会社
森山かずお

新しい人事戦略の第一歩を

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